【 59年前の7月29日、ドイツ・バイロイトにて 】
● ナチス・ドイツの敗北にて終結した、欧州の第二次大戦。
戦後、中断していた作曲家、R.ワグナーゆかりの地、バイロイトにおける夏の音楽祭が再開したのが、59年前、1951年の7月でした。
● この再開を奉祝して演奏された楽曲、ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調 作品125 『合唱つき』。日本では、年末の恒例行事として多々演奏されますよね。
● そして、この再開コンサートは、再開記念にとどまらず、結果的に、後世に多大なる伝説を与えることになりました。
● それは、この再開コンサートが、クラシック音楽愛好家のだれもが、演奏し得る「第九」の究極的名演奏と評価するほど、異常かつ白熱した感動の演奏だったからです。
<アーティスト>
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
エリーザベト・ヘンゲン(A)
ハンス・ホップ(T)
オットー・エーデルマン(B)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮バイロイト音楽祭管弦楽団、及び合唱団
1951年7月29日、バイロイト祝祭大劇場でのライヴ録音

東芝EMI CC35-3165 26年前に発売された国内初版CD

東芝EMI TOCE-7530-34 音質改善が最もすぐれている国内盤CD

東芝EMI TOCE-9508-12 新システムで音質改善された国内盤CD
● このコンサート録音、だれもが感動を得る演奏だけに、古今東西、世界各地でレコード・CDが発売されています。特に、日本は、発売されたレコード・CDの種類・枚数が本家の欧州以上。
59年前のライヴ・レコーディングが、1955年の初リリース以来、今もなお焼きなおされて販売されるのは、類まれかと。

Otaken TKC-301 1955年に初発売されたLPレコードからのダビング盤CD
● 専門的にみると、再発売のたびに、劣化している音源テープを補助するために、音質改善(リマスタリング)の編集するため、再発売されるたびに、同じ演奏なのに、音楽が違った響き方をするという不思議な現象が発生しています。
そこで、リスナー(音楽愛好家)は、自分にあった響き方をするレコード・CDが見つかるまで聴き比べをすることになります。

フルトヴェングラー・センタ WFHC-013 新発見の別の音源テープによる初版CD

ORFEO ORFEOR754081 同じく新発見の別の音源テープによる商業盤CD
● ベートーヴェンの第9交響曲。合唱を伴う70分の長い音楽ですが、「真夏の夜の夢」、幻想的な一夜にピッタリの音楽です。
● ネット通販でも近隣のショップでも販売していますのでぜひ!!
いきいきえひめの いつまでも ずっと元気な家
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790-0916 松山市束本1-5-3
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2010年07月30日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: たしなみ
ジネット・ヌヴー
【夭折の女流ヴァイオリニスト、ジネット・ヌヴー Ginette Neveu (1919-1949) 30歳物故】
●1949年10月28日のこと、パリ発ニューヨーク行のエール・フランス機が濃霧の中、大西洋上にて墜落。
全員死亡という悲劇中で、楽壇の最大の損失は、30歳になったばかりのフランスの鬼才ヴァイオリニスト、ジネット・ヌヴーが
搭乗していたことでした。
※ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ハンス・ロスバウト指揮 南西ドイツ放送管弦楽団
米・初期M&A盤
●ヌヴーが、1935年、ヴィエニャフスキ国際コンクールで、旧ソヴィエトの後の巨匠ヴァイオリニストとなる、
ダヴィット・オイストラフをおさえて優勝したのは伝説となっていますが、その時、彼女は、わずか16歳。
神童としてその天賦の才能を開花させました。
※ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ハンス・ロスバウト指揮 南西ドイツ放送管弦楽団
国内・初期Seven Seas盤(M&A原盤とする)
●フランス・エスプリを吸収・結実させた柔和な表現を、男性並みの力強いパワーを持った大胆なボウイングが支えるといった、
彼女特有の芸術は、私には、常に、技巧を超越した神懸かり的ロマンティシズムを感じさせてなりません。
●私の大好きな、シベリウスとブラームスは、セッション録音という非ライヴの欠陥を差し引いても余りある超名演。
殊に、オリジナルSPが聴かせる彼女のメロディは毎回、感涙ものです。
※ブラームス ヴァイオリン協奏曲 イザイ・ドブロウエン指揮 フィルハーモニア管弦楽団
※シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ヴァルター・ジュスキント指揮 フィルハーモニア管弦楽団
英・初期EMI盤
●残された彼女の録音は、30歳の薄命ゆえ数少ないですが、とりわけて、ハンス・シュミット=イッセルシュテットと
ムジク・ハレで残したブラームス。死の一か月前に残したハンス・ロスバウトと組んだベートーヴェンは、彼女の芸術性を
網羅したものです。
是非、聴いてみて下さい。
T.P
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2010年05月25日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: たしなみ
「 のだめカンタービレ 」と「 ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート 」
「のだめカンタービレ」と「ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート」
● いま話題の映画「のだめカンタービレ」。
のだめカンタービレ:
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/typh/id334576/pidview001
音楽好きの私にとっては、クラシック音楽が皆さんの近い存在となることに嬉しく思っています。
コマーシャルでも、テーマ音楽の「ベートヴェンのイ長調、第7交響曲」第一楽章が、玉木宏氏扮する名指揮者と共に放映されており、テレビでもクラシック音楽に溢れた日々をおくれるとは思っていなかった私には幸せな気分でいっぱいです。
● しばらく聴かなかったCDと再会したり、第7交響曲を複数の名指揮者の演奏で聴き比べたりと・・・。(もっともフルトヴェングラー、ヴァルター、トスカニーニといった20世紀の名演奏に偏っていますが)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー:
ブルーノ・ワルター
アルトゥーロ・トスカニーニ:
● ところで、この映画「のだめカンタービレ」。
音楽愛好家にとっては、信じられない場所でロケーションされているのを知っていますか?
オーストリア、ウィーンの中心、リンクにある、「楽友協会大ホール」(Wiener Musikverein Großer Saal)
ウィーン楽友協会:
● 19世紀に建築されたこのホールは、別名「黄金のホール」ともいわれ、室内装飾の数々が上品な黄金色で統一されているという感動的なホールであり、世界の音楽ホールの殿堂です。比類稀な独特の最高音響と相まって、聴くものの心を決して離しません。
論より証拠、私はその恍惚を実感したひとりです。他のホールと全く違うんですよ!
この「楽友協会大ホール」、名前の通り、楽友協会が所有しており、そして、その楽友協会のオーケストラが、世界最高のオーケストラ=ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Wiener Philharmoniker)。つまり、このホールは、ウィーン・フィルハーモニーの本拠地なのです。
● ところで、毎年、元日、ここで奏でられるウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」(Neujahrskonzert)。
このコンサートは、日本ではもちろんNHKで、世界では70国以上で中継生放送されている最大の演奏会です。
ニューイヤー・コンサート:
● 今年は、2008年に続き2回目の登場となるフランスの指揮者、ジョルジュ・プレートルが、ウィーン・フィルハーモニーを振り、ヴィーナ・ヴァルツァーの魅力的な数々を聴かせてくれました。
まだご覧になっていない方は、ぜひ、映画「のだめカンタービレ」と併せて、「ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート」も愉しんで下さいね。
1月11日再放送:
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=800&date=2010-01-11&ch=12&eid=19918
● そして、興味が増しましたら、クラウス、ボスコフスキー、カラヤン、クライバーの素晴らしい演奏を味わってみて下さい。おすすめです!
クレメンス・クラウス:
ヴィリー・ボスコフスキー:
ヘルベルト・フォン・カラヤン:
カルロス・クライバー:
T.P
2010年01月07日 | コメント&トラックバック(1) | トラックバックURL |
カテゴリ: たしなみ
『祭りは松山 荒神輿』
夏が終わり、心地よい秋になりました。
暑がり、汗かきの身にとっては、夏は最大の敵。何をするにも汗との戦いでしたが、通勤の自転車で秋の気配を感じています。
● さて、昨日の帰宅、銀天街、大街道、祭りの大行列。旬を愉しむ多く人々と遭遇しました。
そこで流れていた「あの曲」。音楽愛好家でなくても松山人には体にしみ込んでいる「神輿音頭」。一年ぶりの街での再会となりました。
松山に住む者なら、そのメロディと歌詞を諳んじているつわものも多々いますが、
地元以外では、なにせ古い唄だけに馴染みはないかと・・・
「神輿音頭」唄:三橋 美智也 作詞:矢野 亮 作曲:中野忠晴
1.神輿百貫ヨー
ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ
神輿百貫 ロープが百貫
〆て掛かった この肩に ソレ
ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ
背負って立ったぞ この肩に
それもめ やれもめ
※ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ
神輿音頭で ソレ ソレ ソレ
ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ナー
2.粋なあの娘のヨー
ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ
粋なあの娘の 湯上がり姿
こっち向きゃんせ 見やしゃんせ ソレ
ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ
伊達のハッピを 見やしゃんせ
それもめ やれもめ
※繰り返し
祭りは松山 荒神輿
持って来ーい 持って来ーい
四十五度で 持って来ーい
がんと打つかりゃ 火が出るぞ
その火で一ぷく やってくれ
3.神輿ゃ四角にヨー
ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ
神輿ゃ四角に 八角ながら
かつぐ氏子は 丸い仲 ソレ
ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ
みんな笑顔の 丸い仲
それもめ やれもめ
※繰り返し
歌詞では、古町の「四角さん、八角さん」が歌われています。
● 音楽をメロディで聴く私は、この曲に惚れて数十年・・・。
ときどきむしょうに聴きたくなる、三分弱の巨匠、「三橋美智也」の世界です。
この時期、町内の拡声器、スーパーの店内放送など、どこかしこで流れています。
それでも私は、アナログを買う機会こそ逃しましたが、もちろんCDを持っています。
● 松山と三橋のつながりはわかりませんが、聞くところでは、「三橋の高音がこの曲想に相応しい」として製作者が三橋を指名したとか・・・。確かに三橋の心地よく抜ける「High」は素晴らしい!!!
それにつけても、昭和30年代のモノーラル期に録音されたこの名曲が、小学生が担ぐ神輿行列と調和する妙に、時代の継承を感じています。
● ところで、祭りなどローカル・イベントのために書かれた曲に、有名歌手が吹き込んでいるレコードがままあることはご存じでしょうか。
例えば、同じ愛媛の新居浜市。「太鼓まつり」で全国的に有名で、毎年ニュースでも取り上げられていますが、かの地の民謡に「ちょおうさじゃ」があります。
そしてこの曲を、若いころの「都 はるみ」が歌っています。
神輿音頭同様、古い録音ではありますが、彼女独特の節回しはかなりいけます。
● 松山祭りは、いよいよ大詰め、皆さんも地元の祭りを名曲とともに楽しんで下さい。
T.P
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2009年10月06日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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